2007.07.06
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本当に安いものは?
オフィスの近くにある花屋さんのショー・ウインドウです。ミニ胡蝶蘭(3本)が8千円で売られています。ちょっと高い気がしますが、胡蝶蘭て結構長持ちするんですよね。で、仮に2ヵ月半(約10週間)くらい持ったとすると、1週間8百円で、1日百円ちょっとです。これだけ美しいものを身近でいつでも眺められるのですから、1日百円くらいならいいかなとも思います。
何が言いたいのかというと、物の価値は一過性的に判断するのではなく、その永続性も考慮に入れる必要があるのでは、ということなのです。高くても長持ちすれば、結局安いものになる。逆が、よく言う、安物買いの銭失い、というヤツですね。
で、インドでもモノを買う時に、単価x永続性という概念が出てきたように思うんです。したがって、安い価格水準で競争するのもいいのですが、付加価値を付けて、永続性を売り物にしたほうが、ビジネス的には将来性があると思うのです。
変わらないと思われているインドの人の価値観も、世界が水平化する過程で、同じように、徐々にではありますが変わっていくのだと思います。その辺を踏まえて、ビジネスの将来展望を考える必要があると思います。
なお、右上の方にうっすら人間が映ってますが、亡霊なんかではなく、写真を撮ってる私がガラスに映っているのです。でもなんか、薄気味悪いですね。
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