2014.07.10

2014年度インド国家予算 国会上程日

モディ首相初の国家予算がアルン・ジェイトリー財務相により発表になりました。ポイントだけお伝えいたします。ご質問ありましたら御連絡ください。

総論:『やるべきことをやる予算』投資と諸制度の改革(正常化)を並べた普通の予算。ただ、実行できたら優良予算となる。有限実行できるか、モディの手腕が問われる。

1.経済成長関連

世界経済の回復基調が見て取れる。インドのGDP成長率を数年かけて7-8%に戻す。

2.予算規模

歳出合計17兆9千億ルピー(約33兆円。日本の国家予算の約1/3) (注)1ルピーは約1.85円)

3.投資関連

①製造業とインフラ整備に注力→高速や一般道路建設に3,750億ルピーを投資
②灌漑用水整備に100億ルピーを配分
③新港湾事業に1,164.4億ルピーを配分
④農産物貯蔵庫増設のために500億ルピーを確保
⑤村落居住者への安全な飲料水提供のための地方飲料水プログラムに360億ルピーを配分
⑥新地方電力計画に50億ルピーを配分
⑦ガンジス川浄化予算に203.7億ルピーを配分
⑧太陽光(再生可能エネルギー)プロジェクトに50億ルピー配分

4.財政・金融

①財政赤字をGDPの4.1%内に収める
②国有銀行株の売却を進める
③公営企業株の売却目標額を5,842.5億ルピーに引き上げ
④契約通りに返済している農業融資へ3%の金利補助
⑤小額非課税貯蓄預入上限額を11万ルピーから15万ルピーに引き上げる

5.補助金・税制・FDI

①食料、燃料補助金制度の抜本的改革断行
②過去に遡及した課税措置を再調査
③今年中にGSTの導入を図る
④保険業のFDI投資上限を49%に引き上げる
⑤防衛産業のFDI上限を49%まで引き上げる
⑥移転価格税制制度の改定
⑦課税最低額を20万ルピーから25万ルピーに引き上げるが、それ以外は変更せず

6.防衛

①防衛費に2兆2,900億ルピー配分(国家予算の約13%)

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