2012.06.17

サッカーの香川がインドでデビュー?

香川の移籍を報じる6月17日付ヒンドゥスタン・タイムズのスポーツ面

独ボルシア・ドルトムントのMF香川真司が移籍金10億3,000万ルピー(約16億円)でマンチェスター・ユナイテッドと合意。今日(6月17日)のインド全国紙ヒンドゥスタン・タイムズ(Hindustantimes)のスポーツ面最上欄の見出しです。

インドのスポーツといえば「クリケットで決まり」というくらいですが、最近感じるのは、インドが経済自由化してから20年を経た今、スポーツにも自由化の波が押し寄せてきているのではということです。

サッカーに加え、バトミントン女子でも今日のニュースではサイナ(Saina Nehwal)が世界チャンピオンになったことを報じています。テニスはもともと強い選手がいて結構盛んでしたが、最近人気が復活してきていますし、ゴルフなどでもJ・ランダワ(Joti Singh Randhawa)選手が日本プロツアーで勝ってます。

こう見てくると、インドが政治・経済などの面で世界の大国の仲間入りをしつつある一方で、スポーツなどでも市民の好みの多様化が進んでいることが見て取れます。

ビジネスをやる上でも、こういった変化も捉えておく必要があります。値の張るクリケットの選手を宣伝などに使うのもいいですが、他のスポーツで明日のスターになるような選手を発掘し起用する。多様化するインドの社会情勢も十分フォローしておく必要があることを痛感しています。(島田 アーメダバードにて)

自分たちは猫だとは思ってないそうです

優雅な生活を送る人たち

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