2007.07.02
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インドでの学生インターンシップが人気
アイセック(AIESEC)という、他国でビジネスを数カ月間、学生のうちに学びたいという人たちの交流を、学生自身で推進している特定非営利法人で、先週末講演しました。
会場となった、国立オリンピック記念青少年総合センターは大変立派なものでした。
セミナーの題目は、「インドと働くということ」で、インドでこの春3,4カ月のビジネス研修をしてきた学生2名が経験談を話し、呼ばれた講師がそれをフォローするというような仕組みでした。
学生の間で、今、人気なのはインドとベトナムということです。ただし、日印の学生交流は余り進んでいないようです。非営利団体なので資金が無いのと、国や企業からのサポートも余り受けられないのも一つの要因かもしれません。
少子高齢化し、後継者不足で毎年7万社もの中小企業が廃業する日本。2億7千万からの貧困層を抱え、毎年1千万人以上の労働者が生まれるインド。
日印両国で、自国の持つ強みや弱みを補完しあえるのではないでしょうか。そのためには、人的、特に両国若者の交流が必要なんだと思います。
大規模なインフラ投資支援も必要でしょうが、次代を担う若者への投資、すなわち日印両国ソフトパワー(人材)の育成に、国や企業はもっとお金を投資すべきではないかと感じました。
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