「School by Film Method~映像が先生、本が教科書、そして映画館が学校だ!:朝の映画館で学ぶビジネススクール」[11月8日(金)11月15日(金)11月22日(金)11月29日(金)]
School by Film Method「~映像が先生、本が教科書、そして映画館が学校だ!:朝の映画館で学ぶビジネススクール」にて、当社代表取締役社長 島田卓が講師を務める『インドに日本の勝機あり』が11月8日(金)11月15日(金)11月22日(金)11月29日(金)の全4回上映されました。会場は有楽町マリオン9F 日劇2、3(千代田区有楽町2-5-1)。
■講義テーマ
1991年、東京銀行デリー支店次長に赴任以来、インドビジネスに関わり続けている島田は、日本中小企業のインド進出を専門とするアドバイサー・コンサルタントを行っている。島田がインドに赴任した年、インドは社会主義経済から自由主義経済に転換し、経済成長が始まった。しかし、その後、インド経済は、湾岸清掃による輸出減少による外資不足の危機、核実験による経済制裁、リーマンショック、ユーロ危機、さらに政治の混乱などが原因で浮沈を繰り返している。しかし、島田はインドの成長は、今後30年間、保証されていると断言する。それは、全人口12億人の内、労働生産人口が50%以上という人口構成を保っているからだ。インドの課題は、人口の6割を占める農業がGDPの2割以下という生産性の悪さを向上させ、余った労働力を吸収する製造業を増やすことだという。
インド進出する日系企業はわずか2千社、中国の10分の1に過ぎない。その根拠にあるのが、安い労働力で安く製品を作る世界製品を作る世界の工場・中国モデルだという。インドで大成功したマルチスズキ、その成功の秘密は、車を作ること以外は全てインドに任せたことだという。輸出不振に悩む洋食器の町・燕三条。この世界に誇れる技術を誰よりも欲しがっているインドの町がある。350万人が真鍮細工でB級品の食器を生産、輸出額は600億円もある。この町が燕三条の技術を身につけたらどうなるか。なぜ、燕三条はマルチスズキの成功例を教訓にしないのかと島田は考える。
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