2007.08.06

インド人船長が人気

四国シリーズです。今治で話しをさせていただきました。

インドのことを話しに行って、インドのことを勉強してきました。今治造船(株)の桧垣社長の話しでは、同社は年間80隻くらいを建造、日本で一番だそうです。そしてお世話してくださった広島銀行のご担当の話しでは、2011年まで仕事が詰まっている(ドックが一杯)だそうです。日本のシェアーは世界の1/3くらいで、インドは日本の1/20。したがって世界の1/60、2%弱のシェアーとなります。最近の船はコンピューター化が進み、乗組員はすごく少なくなっているとのことです。

そこで重要なのが船長です。求められる船長像とは、英語が流暢に話せて、コンピューター操作を難なく受け入れられる人。このセレクションに最もぴったりはまるのがインド人船長です。以前は、韓国やフィリピン人船長が人気だったようですが、今はインド人船長が一番だとのことです。そういった船長は、45歳くらいまでにしっかり稼ぎ、引退するそうです(うらやましい?)。

日本の船主会社はというと、日本郵船はインドの商船大学と提携し、乗組員の確保に乗り出し、K-Lineも同様に手を打っているようです。インド人とは仲良くしておいたほうがよさそうですね。

なお、もう一枚の写真は、私を松山から今治まで運んでくれたアンパンマン車です。

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